雷のパワーで改善?トークセンという木槌マッサージとは

木槌
マッサージの施術には、さまざまな手法があります。道具を使うものだと最近の日本では、かっさマッサージがテレビや雑誌で取り上げられ、少しずつメジャーになってきているのではないでしょうか。いろいろな方法を試してもなかなか改善しない症状のある人は、つねに新たな手段を求めているはず。そんな人のために、ここでは一風変わったマッサージを紹介します。

1.トークセンとは

1-1.歴史

タイ王国の建国以前から行われていたとされています。その頃にタイの北部にあったのが、ランナー王国です。この国では多種多様な健康法が考案され、トークセンはそのうちの1つでした。たまにテレビで取り上げられる、火にかざした足で踏むマッサージ「ヤムカーン」も、この時代に誕生しました。ランナー王国では、国王が運動障害を患った際にトークセンの治療を行い、治したそうです。
証拠となる文献が残っていないのは、口伝によって師から弟子へ、父から子へと伝承され続けてきたため。まさに地方伝統医療なのです。

1-2.木槌

トークセンはマッサージの一種ですが、直接揉んだり叩いたりということはしません。杭と木槌をセットで使用し、体に杭を打ち込むようにして施術します。もちろん、本物の杭のように先がとがっているわけではないので、安心してください。
この木槌と杭ですが、どこにでもあるものではありません。というのも、トークセンに使用する木槌と杭は、雷に撃たれた木から作らなければならない決まりがあるから。落雷によって霊力が宿った木を用いることで、施術の効果が高められると言われています。

1-3.施術方法

トークは「叩く」、センは「経絡やツボ」という意味があります。古代のタイでは、この「セン」は人体に7200本存在すると考えられていました。この「セン」を、木槌で叩いた杭の振動でマッサージしていきます。
通常のマッサージでは手や指を使うので、力が不十分の場合があり、特に深部の筋肉にアプローチするのは難しいとされています。しかしトークセンでは表層の筋肉ばかりでなく筋やインナーマッスルにも働きかけ、コリをほぐして血液や神経の通りを良くし、細胞を活性化させられるのです。肩や背中はもちろん、太ももや足の裏、脚も頭も叩いていきます。頭のように骨に近い部分を施術する際は、杭に専用のクッションをかぶせて行うので、痛みはありません。
独特の施術方法で震動が波紋のように体の隅々へ浸透していくので、これまでに経験したことのない感覚を味わう人や、気持ちが良すぎて眠ってしまう人もいるようです。

1-4.効果・効能

腰痛や肩こりなどの筋肉疲労、関節痛はもちろん、神経痛や椎間板ヘルニアにも効果があるようです。また、背骨や足の裏なども施術するので、対応する内臓の機能障害にも効果があるのだとか。
さらに、麻痺によって体の一部が動かなくなったり、力が入らなくなったりという症状にも対応できると言われています。

 

1-5.施術を受けた人の感想

まず、気持ち良いというのが圧倒的に多いです。思わず眠ってしまったり、クセになったりする人も。ガチガチの筋肉が柔らかくなったという人、冷え症が改善された人や、左右で違った脚の長さがそろったという人もいるようです。テレビ番組で紹介された際には、背骨がまっすぐになり、身長が伸びたという展開も。

 

まとめ

日本で施術を受けられるところはまだまだ多くありませんが、利用者の声はかなり期待の持てるものが多く、テレビで紹介もされたとあって、今後急速に広まっていくのかもしれません。ネックになりそうなのは、施術に使う木槌と杭の入手難易度が高そうなことでしょうか。落雷を受けた木というのは、そうそうあるものではありませんからね。そんな希少な雷のパワー、ぜひ体感してみては?

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